3Dで観ました。

観終わった後、どっと疲れました(良い意味で)。
こんなヘルプレスな状況で、一体どうするよ~とハラハラしどおしです。

映像がめちゃくちゃきれいです。
自分も宇宙に行った気になれます。
どうやって撮影したのかなとずっと考えてしまいました。

アフリカに行く前、「なんで好きこのんでそんなところへ行くの?」と何人かに言われましたが、この映画を観てその気持ちが理解できました。
観ている間、何回も「なんで宇宙なんかに…」と思いましたもん。

テレビの画面で見るとたぶんこの映画の良さは半減すると思うので、映画館で観て良かったです。

実はこの映画、夫も観たいと言ってまして、子供を置いて二人で観に行くわけにいかないので、今日は私、明日は夫と子守を交替してそれぞれ観に行ったのでした。
感想は、大体同じ感じでした。

久しぶりの映画館。週刊誌のレビュー評価が高かったのと、3年間アフリカで生活をした者として他人事とは思えなかったので観に行ってみました。

他の人と観方や感想が少し違うかもしれませんが、とにかく怖かったです。身につまされるというか…。とりあえず、在任中に観なくて良かったです。

不安定な国でマイノリティとして暮らす怖さを思い出しました。
この映画のイランの場合は政治や宗教、私たちが住んでいたアフリカでは貧富の差、そういったことが突如として引き金になって、自分たちが標的にされる、そういう恐れは常に感じていました。

私たちが住んでいたコンパウンドは、警備員がたくさんいて市内でいちばん安全と言われていましたが、逆に言えばお金を持っている人たちが住んでいるところ。
私たちを守ってくれるべき警備員たちがある日突然、大挙して襲ってきたら…警備員だけでなく圧倒的多数である貧しい現地の人たちが押し寄せてきたら、ウィーン条約がどうだこうだと主張したところで私たちになすすべがないのは明らかです。
普段は平和に笑って生活していたけれど、何かがきっかけでそういうことが起こりかねないという恐怖は数パーセントでも常に感じていました。

なので、ストーリーを楽しむより人質にシンパシーを感じる部分が多かったです。
今、中国に住んでいる人たちも同じように思うのではないでしょうか。


映画の感想としては、すごく面白かったです。
ハラハラする救出劇、画像や衣装、ヘアースタイルが時代を感じさせてリアリティがありました。
カナダ大使夫妻はすばらしい。尊敬します。







韓国映画初体験です。
週間文春の映画レビューで非常に高得点だったのと、友人がこの監督の映画「殺人の追憶」をベタボメしていたので。

京都シネマという、ちまたの商業系大型映画館と違って、座席数の少ないメインストリームからちょっと外れた映画を上映しているシアターです。前から後へかけての落差が少なくて混雑しているときは見えにくいし、ものを食べてはいけないという決まりがあって、あまり好きではない場所なのですが、以前ここで観た「サンキュー・スモーキング」がとても良かったので、けっこう期待して出かけました。

この映画は、タイトルやあらすじを読むと、子を想う母の献身的で感動的なストーリー、という感じですが、それは大きな間違いです。良い意味で期待を裏切られて、すごくうれしかったと言うか気持ち良かったと言うか。
ところどころにガツーンとくるシーンやセリフが出てきて、(映像的にではなく)コワいエグい映画です。
とにかくすごい映画です。私はとても気に入りました。「殺人の追憶」と「グエムル」も見てみたいです。

怖いよ。心臓に悪い。
ルーク・ウィルソンが出ているので見てみましたが、予定調和で結末は予想できるものの、ビックリするしハラハラするし。
何より怖いと思ったのは、これが本当にありそうな話だと思ったこと。自分がこんな目にあったら…と思うとゾクゾクっときました。

アメリカで車やバスで遠くに移動する途中に、家も建物もな~んにもない風景を窓から眺めていると、ここで車が止まってしまったらどうなるんやろ?と考えることがあります。日本だったら頑張って1~2時間歩くと民家やコンビニがなんとか見つかりそうですが、アメリカはハンパなく広いのでいったい何時間歩くんやろと思います。特に夜だったら恐怖は倍増です。もし、そんなことが起きても、見知らぬモーテルには泊まらない方が良さそうです…

ものすごく感動しました。
これは決してただのアクションやサスペンス映画ではありません。

この映画を通して伝えたいメッセージが、次々と胸を貫きます。小学生のときに観た「南極物語」のように苦しいのでもう二度と見たくありませんが、だけど一度は絶対観て良かったと思えました。
やはりさすがブライアン・シンガー監督です。

ラストの「目を上げて」というセリフを思い出しただけでまた涙がこみ上げてきます。

「強くなりたい」と思いました。