年に一度のピアノ発表会が終わって4日。早くも次に挑戦する曲の楽譜を購入しました。
クライスラー作、ラフマニノフ編曲の「愛の悲しみ」です。
この楽譜、なんと、たった1曲8ページで2,916円(税込)でした。
同じように1曲だけでバラ売りされている、全音ピアノピースなら540円。
少し長い10ページ以上ある曲なら648円です。
例えばベートーベンのピアノソナタ集が300ページほどで、3,000円位。
いかにこの楽譜が高いか、わかってもらえるでしょうか。
この出版社以外の楽譜が見つからなかったので、一社独占で価格競争がないのでしょうね。
「高い」と思いつつ、それでも買ってしまうのは音楽好きの性です。
他人には理解してもらえないでしょうが…。
今年のピアノ発表会が無事終わりました。
いやぁ~、夫が海外出張の中、子供2人を連れて帰省し、リハーサルと本番、その間に子供の体調不良もあったりでバタバタの2日間でしたが、家族の協力を得てなんとか乗り切ることができ、ホッとしています。
毎年、終わった後は、「これでしばらく練習しなくていい!」と喜ぶのですが、今年は発表会がとても楽しくて、終わってしまった寂しさと次回が楽しみな気持ちが混ざっています。
会場は旭堂楽器店のサンホール。
40年前から使わせてもらっているホールですが、最近リニューアルし、とてもキレイになっていました。
今年のアンサンブルは、ビールのCMで有名な「Brazil」、SEKAI NO OWARIの「スターライト・パレード」、ミュージカル『Hair Spray』より「You Can't Stop the Beat」の3曲を演奏しました。
私が弾いたのは、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番 第1楽章」。
アレンジものなので、正確には「ラフマニノフを弾いた」とは言えませんが、わたし的にはラフマニノフの世界を堪能できたし、この曲に出会えて良かったと思えました。
(リハーサルの写真です)
ピアノはスタインウェイ!音の響きが素晴らしく、タッチもちょうど良い重さ、とても弾きやすいピアノでした。
発表会を終えて、その足で京都駅から新幹線に乗りました。
ホームに着くと、みんながカメラを構えているので「?」と思っていたら、ドクターイエローが来ました!
本物を見たのは初めてです。
子供たちも喜んでいました。
見たら良いことがあると聞いたので、期待しておきます。
さてさて、発表会が終わって肩の荷が下りたので、7月はアルバイト、帰省、時間があったら新しいゲームと少しのんびり過ごしたいと思います。
ぜいたくにも練習室を借りて、ピアノの練習をして来ました。
ヤマハのグランドピアノが置いてあります。
京都の自宅にはアップライトのピアノとちゃんとしたピアノタッチでハーフペダルも使える電子ピアノがありますが、東京の社宅には76鍵のペラペラなキーボードのみ。
音を確認したり、バンドの練習をするくらいなら大丈夫ですが、本格的なクラシックを練習するには物足りません。
子供が通っているピアノ教室で練習室のレンタルをやっていると聞いて、せっかくなのでグランドピアノの部屋を借りてみました。
思うより鍵盤が重くて、最初は慣れませんでしたが、久しぶりに本物のピアノを弾けて気持ち良かったです。
文字通り打てば響くでレスポンスが良くて、ええ音でした。
来週も予約しました。
ちなみに30分1,360円(アップライトピアノなら840円)です。
発表会の1ヶ月前になってやっとラストスパートをかけて、なんとか暗譜もできたし、まぁまだまだ全然弾けてませんが、あと2週間、練習頑張りたいと思います。
昨年6月から中断していたピアノレッスンに久しぶりに行きました。
今年6月に発表会があるので、年明けからレッスンを再開する計画でした。
弾く曲はもう決めていたのですが、すっかり個人練習をサボっていて、レッスン直前の1週間で頑張ろうと思っていたら、インフルになり練習できず。
前日と当日に必死こいて練習して、何とか先生に聴いてもらえるところまでもっていきました。
曲目は、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲 第2番」の第1楽章。
本来はオーケストラと一緒に演奏する協奏曲を、ピアノソロ用にアレンジしたバージョンです。
ソチ五輪で、浅田真央ちゃんが最初のSPでまさかの16位になり、次のフリーでこの曲で滑り、素晴らしい演技を披露したあの曲です。あの演技は感動して涙が出たな~。
だから選んだわけではありませんが、真央ちゃんはラフマニノフの「鐘」でも滑っているし、フィギュアスケートで好まれる音楽と私の好きな音楽が一致しているのでしょうね。
いつか弾いてみたいショパンの「バラード 第1番」も羽生選手が使っているし。
ロシア正教会の鐘の音を模した重い暗い和音が始まるこの曲。全体的に荘厳な雰囲気ですが、美しく緩急のあるメロディが心を打つ名曲です。
偉そうに言えば、オーケストラの雰囲気は大事にしつつ、完全なピアノソロとして聞かせることができたらなと思っています。
こちらは原曲のオーケストラバージョン。私が弾くソロアレンジはもっと簡単に短くなっています。
今年もピアノ発表会に参加しました。
場所は、平野神社近くの"わざ永々棟"。
天気も気候も良く、気持ちの良い日でした。
こんな町家でピアノ発表会!?と思うのですが、
中はとても雰囲気の良い会場です。
古いピアノで、数年前は「弾きにくいな」という印象でしたが、たくさんの演奏者の手によって状態が良くなってきたようです。
今回は、プロコフィエフの曲を用意していましたが、「暗い静かな曲を弾く人が多いので、明るい曲にして欲しい」と言われ、吉本新喜劇のテーマ曲「Somebody Stole My Gal」を弾きました。
他に、シュトラウスの「トリッチ・トラッチ・ポルカ」を連弾で弾きました。
連弾相手は娘ほど年下ですが(お母さんは私より年下!)、とても上手でいつも良い演奏をする子。
連弾は譜めくりのタイミングが難しいですが、お互いうまく手分けしたり、できるところは暗譜したり、そういうレスポンスが良いところもやりやすかったです。
来年も一緒に弾く予定なので、今から曲探しを始めようと思います。
演奏後は、お客さんと出演者みんなでティータイム。
発表会の後は、バンド関係の宴会。
最後までいられなかったのが残念でしたが、後ろ髪を引かれつつ新幹線に乗って帰京しました。
バタバタと引越したのでぐちゃぐちゃだった自宅をキレイにし、いろんな雑用も済ませられたので、充実した帰省でした。