「16歳」と言えば、アメリカでは「Sweet little Sixteen」「Sixteen Candles」「Only Sixteen」などなどたくさんの歌の題名になっています。
車の運転免許が取れる年齢ですが、歌の中では「まだ若い」みたいな歌詞になっていますから、大人と子供の狭間のような何か特別な年齢なのでしょうか。

この映画では4人の16歳の女の子が主人公になっています。
それぞれ性格の違う4人ですが、小さい頃からずっと大の仲良し。
16歳の夏、初めて4人がバラバラになるのですが、1枚のジーンズがみんなの夏を見守ります。

私がいちばん好きなのは、カーメンのエピソードです。
離婚した父親とひと夏を過ごすのを楽しみにしていたのに、父親の家に着いてみると再婚相手とその家族が‥。
父親の愛情への渇望と、新しい家族の中での疎外感に悩み苦しみます。
父親に自分の感情を激しく吐露する場面は、演技とは思えないほどリアリティがあって真に迫るものがありました。

それから、ひとり地元に残ったティビーの経験も印象深かったです。
彼女が出会った少女ベイリーの言葉が心に強く残りました。「幸せって大きな成功をしたときよりも、ささいなときに感じるもの」‥すごくわかります。

この映画は原作本があります。この続編も2冊あって、17歳、そして18歳で完結するみたいです。レビューを読んでみると18歳がいちばん感動するとのこと。近いうちに読んでみようと思います。