引き続き「Veronica Mars」のシーズン2をDVDで少しずつ見ています。
今回は日本語の字幕が無いので、聞き取りにくかった場面は何回か戻したり手元の資料を読みながらで、さすがにシーズン1のように4話連続視聴などというわけにはいきません。集中力がもちません。

しかも、出演者は高校生が中心なので、ハキハキとしゃべる人は少ないし、文法なんかも崩れまくりで、私の英語力では理解がかなり難しいです。

さらに難しいのは、比喩表現がたくさん出てくるところなんです。

例えば、
レズビアンと疑われている女生徒が、何者かに自作の詩を学校に貼り出されてしまいます。意地悪な女の子が登場して、その詩を読んで、「Just like Indigo Girls' songs」と言うのですが、Indigo Girlsは同性愛者の権利について運動を展開しているということを知らなければ意味がわかりにくいセリフです。

ヴェロニカが、「彼女とは"The sisterhood of the traveling pants"のような関係ではない」と言う場面があります。「The sisterhood ~」はとても仲が良くて絆の深い女の子4人組の話で、ヴェロニカは彼女とはそこまで深くわかり合っている仲ではない、と言いたいのです。これも、「The sisiterhood ~」を読んでいなければわからない話です。

他にも、ヴェロニカが、自己紹介で「I shot a man in Reno just to watch him die (私はリノで男を撃った、ただ彼が死ぬのが見たいために)」と言うセリフ。直訳を見ただけでは「何のことやら??」ですが、これはJohnny Cashの「Folsom Prison Blues」の歌詞の一部です。

とまぁ、何が言いたいかと言うと、英語のセリフをただ聞き取って和訳できただけでは、完全な理解には到底ほど遠いということです。アメリカの歴史とか文化とか、そういったことまで知識が無いといけないということですね。全米で放送されているドラマなのだから当然と言えば当然なんですけど、改めて「アメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人のためのドラマ」なのだと認識。

道のりは険しいな~と思いつつ、こういったセリフにどんな日本語字幕がつけられるのか、それに興味があります。